眠法入門 改訂版

伊織千景の創作活動報告ブログ。別に睡眠方法を研究したりはしません。

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【置去りチドリと染められシロムク】あとがき

「置去りチドリと染められシロムク」完結記念に、イラスト頂きました!
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尋常じゃない!(ハンケチーフ噛みながら) でもうれしい! ありがたい!
描いてくれたのは創作仲間の真田五季くん( @sanadaituk )小説書きながらイラストも書けるナイスガイです。
しかもノベルジムでトレーナーのアドバイスをもらっていたりする強者だったりします。

このようなイラストを頂いてしまっては、こちらとしても黙っているわけにはいきません。
何かしらネタを提供しなければなりません。というわけであとがきを書こうと思います。

「置去りチドリと染められシロムク」は、「拐われチドリと偽りカイマン」の後の話です。とは言っても、QuickBooksさんに許可取るのすっかり忘れていたので、扱いとしては非公式です。本人による二次創作みたいなものでしょうか。内容は「チドリカイマン」を読んでいる前提で書いてあるので、初見の方はよく解らなかったかもしれません。そんなあなたは、ひとまずお試し版を手にとってみてください。他の方の電子書籍の冒頭も読めてお得ですぜ(露骨な宣伝)


勿論、「チドリカイマン」を直で買ってもらっても構いませんよ!

無事にノルマが終わったので、話の元ネタやらに移りたいと思います。
キャラクターは「チドリカイマン」が動物ネタ縛りだったので、その延長線上で動物ネタでせめました。

「キャラ元ネタ」(鳥ネタ多め)

・モズ婆さん=百舌鳥
早贄で有名なあの鳥。あれは自分の力で獲物を殺せないからやってるらしいです。
人身売買自体は他人任せという所が、早贄っぽいなと思い命名。
・カンコ=閑古鳥=カッコウ
托卵で有名なあの鳥。モズ婆さんに人を預けて、それを売るって行為が托卵っぽいなと思い命名。
・シロムク=白無垢=ムクドリ
白無垢のようにまっさらな子であるということが一つ。
それに加えてムクドリのように、群れると害をなす=本人は悪くないのに、結果的に周りの迷惑になるという点でそれっぽいなと。

「ストーリー解説」(色々突っ込みすぎて自分でもよく分からなくなっているので、箇条書きで失礼します)

・チドリとシロムクは合わせ鏡のような存在で、ところどころそれを意識した描写をしています。
・お互いに相手だけは純粋で、穢れのない存在だと思っています。実際はお互い訳ありなんですが。
・そしてお互い自分を穢れた存在だと卑下しています。彼女たちを苦しめているのは周りではなく、自分自身。
・結末は二通り考えていました。もう一つはシロムクが黒幕だったというオチ。

チドリシリーズ(仮)は、構想では四~五部作くらいを考えています。
続きは気が向いたら書こうとおもいます(適当)

ではでは、また気が向くその日まで!

伊織千景

【置去りチドリと染められシロムク】最終話

 うだるような暑さの中、森のなかの道をチドリは歩く。

 少し前にはカイマンが歩いていて、チドリはその巨体から出来る影を狙って、大股で歩いて歩幅を合わせていた。チドリは額に滲んだ汗を袴の袖で拭い、ふと後ろを振り返る。

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【置去りチドリと染められシロムク】第十二話

 チドリは男たちがゴミ切れのようになっていく様子を、ぼんやりとした意識の中、既視感を覚えながら眺めていた。以前もそうだった。自分の抱えている苦しみや怒り、悲しみや痛み。それらを全て台無しにするような、理不尽で圧倒的な暴力。あれだけ殺したいと思ったカンコが、目の前で見るも無残な姿にされていく。しかしそれはチドリの復讐や報復のためではなく、カイマン自身の食欲や快楽のために行われていた。チドリは思う。この男はまるで災害だ。良いも悪いも全てを更地にしてしまうような天災だ。

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